男性用成人式の袴の着方について
男性が成人式に袴を着ると言うことがありますが、その多くは誰かに着付けてもらうという形になっています。
最近では成人式に参加するときにスーツを着る人が多くなっていますが、袴は男性の正装となっています。
したがって着ることができる機会に是非とも挑戦することをおすすめします。
このような正装をすることでよい思い出としても残すことができます。
そこで着方になりますが、次のようになっています。
着方としてはまず袴をはきます。
このときに帯が少し見えるように位置を合わせるのがポイントです。
そして前の両端のひもに関しては、後で一文字結びの際に上から下に交差させるようになっています。
左右の上から下にクロスをさせていきます。
クロスさせると再び前に回してきます。
そして片方の橋よりの8センチメートル程度下に平行に渡していきます。
そしてもう片方のひもとわきの部分で交差させます。
下になっている方のひもを上に倒して、先ほど渡したひもの上に重ねて、反対側に回していきます。
前から見ると一文字になっています。
そして再び後に回して一文字の下で結ぶようにします。
腰板についているへらを帯に差し込んでいきます。
帯と着物の間になります。
腰板は背中にそって帯の一文字の上にしっかりと添えるようにします。
腰板の左右のひもを前に引いて、しっかりと引きながら先に巻いた前ひもの上で、左側のひもを上で交差させます。
上側になっているひもは下から上にして、先に巻いたひもを全部すくって上に抜きます。
このように進めていくと上手に着ることができます。